頭痛には種類があることを知っていますか?
またその種類によって原因や症状、治療法は異なります。
今日はそのいくつかを紹介しようと思います。
偏頭痛
原因となる病気がないのに、頭痛が起こる「慢性頭痛」の一つ、片頭痛は
脈を打つようにズキンズキンと痛み動くと悪化するのが特徴です。
頭の左右どちらかの片側が痛む人が約6割、両側が痛む人が約4割とされています。
片頭痛の持続時間は4~72時間とさまざまで個人やその人の状況によって異なります。
原因は、まだはっきりとわかっていませんが、脳の視床下部が関係していると考えられています。
視床下部は、ホルモンや体温の調整、心臓の機能維持などの重要な働きをしています。
この視床下部で脳の電位・脳内物質などの何らかの変化が起こると
顔の皮膚の感覚を伝える三叉神経に炎症が起こったり、脳内の血管が拡張して三叉神経を刺激したりして、痛みが起きます。
三叉神経の一部は脳の血管を取り巻くように通っているため、脈を打つようなズキンズキンという痛みが現れるのです。
片頭痛の症状をやわらげたいときは、まず痛む部位をタオルなどで冷やすことをおすすめします。
患部を温めたり、揉んだりしてしまうと、逆効果になることが多くあるので注意が必要です。
筋緊張性頭痛
最も多いタイプが「緊張型頭痛」です。日本では、約2000万人もいると言われています。
緊張型頭痛は、側頭筋や後頚筋群、僧帽筋などの頭から首、背中にかけての筋肉のコリや張りによって
痛みを感じる神経が刺激されることで痛みが起こると考えられており
背骨の歪みによって深い筋肉のバランスが崩れ筋肉に偏って負担がかかるようになると
一部の柔軟性が失われていきそれを長い期間放置しているとどんどんその柔軟性の悪い範囲は広がっていき
最終的に強い痛みを発します。その中に頭痛も含まれます。
緊張型頭痛の持続時間には個人差があり、30分程度で収まることもあれば、長ければ1週間程度続くこともあります。
この場合は筋肉を温めたり揉みほぐしてあげると効果的です。
ただそれだけでは一時的に良くなるだけでまたすぐに再発してしまいます。
ですので根本的な背骨の歪みを整えることが理想的な治療だと言えます。
当院では筋肉の緊張を取るだけではなく根本的な原因である背骨の歪みを整える矯正治療を行っています。
頭痛でお悩みの方はぜひ当院へご連絡ください。