みなさんこんにちはファミー午後の整骨院の村田です。
今日は比較的多く見かける症状で足底腱膜炎についてお話をしていこうと思います。
足底腱膜とは?
足の裏には繊維状の丈夫な組織「腱(けん)」が膜のように広がっています。
これを足底腱膜と呼びます。足底腱膜は、走る・歩くという動作に深く関わっています
ふくらはぎの筋肉が収縮すると、アキレス腱を引き上げ、足底腱膜に伝えられます。
そうして足を踏み返すことが可能になるのです。
しかし、ふくらはぎの筋肉やアキレス腱の柔軟性がなくなると足を踏み返すときに
足底腱膜にかかる負担が大きくなってしまうのです。
この負担が大きくなってしまうと足底腱膜が傷ついてしまい
足底腱膜炎になってしまいます。
足底腱膜炎は青年~壮年期では運動をよくする人に多く見られます。
また高齢者では老化に伴い、足底腱膜の繊維が弱くなるため
激しい運動をしていなくても足底腱膜炎になるケースが増えています。
高齢者の場合、かかとの痛みで受診する人の中には
骨粗しょう症で骨がもろくなりかかとの骨が骨折して
痛みを感じている場合もあります。ですのでその場合は画像検査で
足底腱膜炎と骨折を区別することが必要になってきます。
まとめ
ふくらはぎのストレッチや足底アーチの改善などがあります。
また衝撃波や超音波などの物理療法も多く適応されます。
当院では高電圧での電気治療などを行うこともあります。
症状によって治療法は異なりますので、足の痛みで悩んでいる方はまずは一度ご連絡ください。