みなさんこんにちは。

今回は背骨に起こる疾患である後縦靭帯骨化症についてです!

あまり聞き馴染みがないとは思いますが、年齢、外力、遺伝、糖尿病、肥満など、複数の要因が絡み合って発症すると考えられています。

ただ、原因は完全には明らかにされていません。今のところは遺伝的要素が強いのではないかという研究が出ています。

ですので決して多くはありませんが誰にでも起こりうる疾患ですので知っておいたほうがいいと思います。

 

病態

後縦靭帯骨化症とは、脊椎を支える靭帯のひとつである「後縦靭帯」が骨へと変化し、近くに位置する脊髄が圧迫される疾患です。

症状は、脊髄の中でもどこが障害を受けているかによって大きく異なります。

後縦靭帯骨化症は、日本では難病に指定されており、中年期以降の男性に多いことが報告されています。

後縦靭帯が骨化することはまれではなく、その中でも症状を呈する場合に治療介入が検討されます。脊髄が障害されて手足の動きに支障が出た場合

は手術療法が必要になります。

 

 

 

症状

圧迫される神経部位に応じたさまざまな症状が出現します。 具体的には、頚椎であれば手足のしびれや痛みなどの感覚障害や

手を動かす(特にボタンをかける・箸を使うその他細かい動作)・足を動かす、といった動作が障害され、物を落とす・転びやすい

などの症状につながることがあります。排便や排尿に支障をきたすこともあります。

胸椎であれば足の動き・感覚、排尿・排便の障害など下半身のみの症状が出ます。

 

 

まとめ

このような症状になってしまうと治療の期間も長くなり手術も必要になってきます。

ですのでそうなる前に定期的な体のメンテナンスや背骨の歪みを整えておくことで背骨に関連する疾患に

ならないように予防することができます。

背骨の歪みが気になる方、まずはご連絡をお待ちしております。


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