ブログをご覧の皆さんこんにちはファミー午後の整骨院の村田です。
今日はよく荷物を抱える方、お子さんを抱っこする方など腕をよく使う方に起こりやすい症状を紹介していきます。
上腕二頭筋長頭腱炎
まず構造としては上腕二頭筋は、長頭腱と短頭腱の2つに分かれています。
この内、長頭腱は結節間溝という溝を通り腕を上げたり肘を曲げたりします。
そんななかで頻繁に使用していると摩擦の刺激が強くなり炎症が起こってしまいます。
そうなることで痛みが出てしまいます。
症状
結節間溝部といって、肩の付け根の前方部分に圧痛や
肘を曲げると痛みが出たり、肘を体にくっ付けて
手のひらを回した時に痛みが出たり、夜間痛があったりすると上腕二頭筋長頭腱炎を疑います。
テスト法
術者は患者の肘を90度曲げさせ、手のひらを下に向けた状態にする。
患者は術者の内向きへの力に対抗して手を外向きに返す。このとき肩の付
け根の前面に痛みが発生したらヤーガソンテスト陽性となります。
患者の手のひらを上に向けて肘を伸ばした状態にする。そのまま上に上げていきます。
その時術者は患者の手をつかみ、下向きに抵抗をかけるようにする。
その時に肩の付け根の前面に痛みが発生したらスピードテスト陽性となります。
治療法
まず炎症反応が起きている場合には患部のアイシングを行います。
上腕二頭筋のオーバーワークによって収縮が強まり結節間溝部での摩擦が起こっているので上腕二頭筋のストレッチや、テーピングなどが有効です。
当院では痛めてる筋肉の中でも特に痛みを誘発させているトリガーポイント(引き金)を見つけ出しそのポイントを指圧する事で血流の流れを良くします。
そうする事で自然治癒能力を何倍にも引き上げます。
まとめ
当院では問診時にしっかりと痛みの原因を突き止めその原因を改善する治療法を提案します。
しっかりと患者様とコミュニケーションを取る事で治療プランに納得していただき治療を開始出来ますので、初めての方も安心して治療を受けられると思います。
気になる方はまずはご連絡ください。