今日は、緊張性頭痛について説明しますね。
緊張性頭痛は、頭痛の中で最も頻度が高い疾患です。
この頭痛では、頭全体か頭の後ろに鈍い締め付け感、圧迫感のある頭痛が出現します。
患者さんによっては「はちまきや帽子で頭がしめ付けられている」と訴える人もいます。
緊張型頭痛と並んで代表的な頭痛の一つである片頭痛は、ズキズキと脈打つような拍動性頭痛が特徴的であることに対し、緊張性頭痛は、非拍動性の頭痛(締め付けられたり圧迫された感じ)が特徴です。
頭痛の頻度も時々から毎日と個人差があります。
この頻度により、「反復性緊張性頭痛」(頭痛が時々)、「慢性緊張性頭痛」(頭痛がほぼ毎日)と2つのタイプに分類されます。
頭痛頻度が時々の「反復性緊張性頭痛」は、肩こりなど肩や頭の後ろ、頭の筋肉の緊張が原因で起こることが多く、パソコン作業など長時間同じ姿勢で作業を続けていると首、肩の筋肉の緊張が高まり、頭痛が起こりやすくなります。
一方、頭痛頻度がほぼ毎日の「慢性緊張性頭痛」では、首・肩の筋の緊張に加え、精神的なストレスなどが関与し、脳が痛みに対して反応し、刺激を与えていると考えられています。
治療法としては、ほとんどの人が首や肩、背中の筋肉が固まっているのでしっかりとほぐさないといけません。
また、首や肩が緊張してしまうもう一つの原因として背骨が歪んでいることです。
背骨が筋肉に引っ張られて歪みを出してしまい、左右のどちらかに偏り痛みを出す原因となってしまいます。
当院では、その固まっている筋肉の原因の一つである深いところの筋肉をしっかりと押さえるトリガーポイント療法と背骨を真っ直ぐに整えるB&M背骨歪み矯正治療を行っています。
頭痛でお悩みの方は、当院までお越し下さい。
皆様のお越しお待ちしております。